comfortably intelligible, comfortably intelligent

そうありたいな…というブログ名にしてみた

2009年の振り返り

9月末に神戸に来てから1年を振り返ったので、2009年10月から12月までの3カ月を振り返るって感じだけど、一応振り返る。観点は、その時と同じ。

1) 授業、2) 研究、3) センター内業務、4) 学内業務、5) 家族、6) 趣味

1)授業
10月からなので後期はまだ終わっていないけど、共通教育の授業を3つ、大学院の講義を1つ、ゼミが1つやらせてもらっている。後期はハブ室の駐在が1つ。

共通教育の授業は楽しくやらせてもらっている。リーディングでは、昨年使ったテキストの改訂版を使っている。1)読んで訳してにしない、2)予習をきちんとやってもらう、3)ペアやグループで話す(書く)、がモットーは変わらず。後期もアカデミッ ク・スキルをからめることを意識してみている。予習のマイナーチェンジは、本文に関する英問英答を考えておくことを加えて、授業内ではグループで一つベストを選び、それを尋ね歩く活動を入れてみていること。もう少しやりようはあるのかなぁというところ。意図としては予習段階での読みを深くすることだけど、予習の質問を見てるとちょっと安易なものに流れ過ぎているので、何か一工夫が必要。グループディスカッションよりローテーションライティングの方がよさそうなのは今年も一緒か…。

オーラルは、CNNニュースを。ニュースを一つグループでやる、という実技を目標に、ニュースでの英語表現に慣れて、実際に発話練習をする、という授業展開。1クラスだけなのだけど、元気に練習をやってくれるクラスなので、実技に向けて積極的な取り組みを期待。楽しみ。

大学院の講義は少人数。前期同様マネジメントがいまいちで、ディスカッションが今一つ。「もっと学生にいろいろやってもらってもよかったかもしれない」と思い、発表者にディスカッショントピックを、と振っているのだけど、感想から一歩踏み込まない(踏み込めない、あるいは私が踏み込ませていない)。ちょっと自分の院生時代を思い返しつつ、がんがん取り入れた方がいいのかもしれない。ちょっと遠慮しすぎかな。

09年前期から始まっているゼミ。一緒になってうんうんと考えるスタイルは変わらず。少しずつではあるけど進んでいるのだけど、もっとがっつり私もやった方がいいんだけど、かといって手取り足取りというのもなぁ、と悶々と。

2)研究
前半と変わらずか…。できてない、というよりやってない、ってことなんだろうなぁ。10月には、再度同じネタで科研に申し込む。今度こそ採用されたい。以下、なんか領域別。

音声関係
年末だけど、音声関係のワークショップに参加して、それをきっかけに、センターの音声関係の先生とお話ができたのはプラスだった。ここから少しこれまでのことを振り返りつつ、前に進めたらいいな、というきっかけを頂いた。

語用論関係
田頭先生@広島大との共同研究。上に書いた科研を申請中。今度こそ採択されたい。夏に発表したものを論文化して、現在センターの先生に読んで頂いている。さて、どこへ出そうか。また、同じトピックで2010年夏のPLL18での発表を検討中。

学会関係(研究に入れるかどうかはわからんけど)
2010年の全国英語教育学会大阪研究大会のお手伝いをすることに。高専時代はそうした活動にはタッチしていなかったので、院生時代の広島大会以来で、慣れないけれども頑張ります。あと、別の学会でも来年度にお手伝いをすることになりそう。

査読をいくつかさせて頂いた。「自分なんかがしてもいいのか?」と自問自答しながら。これも経験。

3) センター内業務
メディア部門の作業としては、まだまだ勉強中。CALL教室関係では施設関係のチェックやらちょこちょこと。

やはりまだ、センターの会議などで発言することができない。黙っていることはあまり良くないと自覚はしているのだが、来年こそ、と思う。

大学院コンテンツ論の方では、入試を本格的に体験したのは今年の冬が初めて。去年も体験はしたけど、全部のプロセスを見た訳ではなかったので。こちらでも多くを勉強しました。

4) 学内業務
研究科でのお仕事が学生委員になったけど、ホームカミングデイは学部の行事だよってことでお役御免に(それに甘えるなという話もあるが甘えてしまいました)。懇親会は年度末の模様なので、2月か3月にお手伝いがある模様。あとは、お勉強の機会をたくさん頂いたので、そこは本当に面白い経験をさせて頂いた。

5) 家族
10月以降も家族との時間は大切にしたかな。相変わらずいろいろと出かけてはいったと思う。前も書いたけど、自分が小さな頃に来たところに来るのは何か面白い。

摂津本山、岡本、御影あたりなどをうろうろするのは相変わらず(奥さんメイン)。私もなんだかんだでいろいろ探しては試してみることが面白かったりもする。

あと、10月以降ではないけど、前書かなかったので今書いとくと、7月にオークランド大でお世話になったジャッキーが来てくれたことはホントにうれしかった。

で、戻って、奥さんは長距離通勤で毎日しんどそう。心の送り迎えは私担当で、奥さんがご飯を作ってくれている感じはそのまま。奥さんも私も心もしんどい時やら機嫌のよくない時もある訳で、その辺の解消というか発散というか、折り合いをうまくつけるのはまだまだ全員慣れていない様子。ま、まだこのスタイルで1年経っていないので、まだまだかな。

少しだけ、ほんの少しだけだけど、ご飯を作ったりしたかなぁ。10月以降は鍋が多く、かつ活力鍋を購入したこともあり、それで出汁をとったり、カレーでもこれで簡単に深い味わいのものができるということで、結構重宝してます。もう少し要領よくできるようになれば、と思うけど。

心の保育園通園は、おそらく順調なんだと思う。とりあえず大きな病気やけがをしておらず、保育園から呼び出されるということもなかった(1回だけ早めにお迎えを、と電話があったけど大したことにはならなかった)。友達(と認識しているかどうかは知らんけど)ともうまくやっているようで、お迎えの時に回りの子供が心くん心くんと呼んでくれているのを聞くのはうれしい。

私たち夫婦の苦悩をよそに、心の成長は著しく、言葉もかなり増えた。最近ではきちんとしたやりとりが私たちとできるようになってきた。それとともに覚えなくてもいいようなことも口にしたり(笑)、人としては当たり前だけどずるいところなども出てきた。面白いなぁと思えるレベルでとどまっておいて欲しいけど。私としては、どんどんと自我が芽生えている一人の人間にどう対峙しているか、いつも悩んでいる感じかなぁ。自分のわがままさがいつも出てきて、心に押しつけてしまっている自分に気づいてはへこんでいる。難しいけど、ちょっとずつ、正面から向き合おうと思う。

前の振り返りと変わらず、やっぱり、1)~4)の仕事面と、5)の家族面とのバランスをどう取っていけば良いのかは大いに悩んだところ。時には自暴自棄になってしまう時もあった。今もやっぱり悶々とはしているけど。これからも悩み続けるのだろうけど、いい落とし所を見つけていきたい。

6) 趣味
音楽や映画は相変わらず停滞気味。買ったDVDは溜まりまくり。HDDレコーダーに録りためているものも全く消化できていない。

そんな中、ネットラジオをラジカセに飛ばすようになって少し音楽が増えてきた。テレビが少なくなったのもいいこと。お笑いと子供番組は見るけど。

子供向けのCDやDVDを結構買った。今年のヒットは「シャキーン!」これはラーメンズが好き(になった)から、というのはかなり影響が大きいのかもしれないけど、歌は面白いし、深いものも多い。「るるるの歌」は出色の出来。とりあえず2枚DVD付きCDは買って、お気に入り。なぜか心は「るるる見ない」と言って見てくれない(でも、一人で歌ったりはする)。

後はThey might be giantsのDVD付きCDも大当たり。心の評判も良く、車に乗る際「ABC見る!」と言うこともしばしば(それ以外は「シャキーン見る!」が多いけど)。大人にも十分楽しめる楽曲で、授業でも使えそう、ってか使うと思う。scienceはまだ聞いてないので早く聞きたい。

運動は相変わらずなくなった。最近はやりの自転車通勤なんてどうかなぁと考えたりもするが、高羽の坂にひるんでいて考え中。人間ドックの結果を見ても、少し心配なので、運動は2010年はしたいところだなぁ。

9月末時点で迷走中だったから、まだ迷走中であることに変わりはなく。でも書いてて思ったけど、後ろ向きがメインではあるけど、少しは明るい材料もあるのかなぁと。その辺をもっと明るくできる2010年であるように努力していこう。うん、きっと、たぶん、まぁなんとか…。